CNE(Canadian National Exhibition)

これまで12回にわたり毎月記事を送ってきていただいていた石黒さんですが、先月をもって最終回になりました。しかし、面白い北米、カナダの記事などを随時提供していただけるとのことです。 今回はCNE(Canadian National Exhibition)についての記事です。どうぞご覧ください。 8月をもって毎月阪南高校の同窓会に投稿をしていたカナダからの記事は一応お休みにさせていただこうかと思っております。自分でも一応皆さんにとって何か参考になるような記事を提供したいと思っておりましたが、それも一応達成できたのではないかなという思いで月刊の記事は終わらさせて貰うことにしました。 外国、特に北米に住んでいる身としてはこちらから何か面白い、又為になるようなことがありましたら随時みなさん方にも同窓会のサイトをお借りしまして記事として書かせていただこうかと考えています。日本の重大なニュースは東京から発信されます。世界の重要なニュースはアメリカのニューヨーク、並びにワシントンから発信されると思います。そのアメリカの二つの都市のすぐ近くに住んでいる者として、面白い北米、カナダの記事などをこれから...
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7期生・石黒さん(12)後編

<<<前編はこちら<<<中編はこちら  次の日はCanmore からそんなに離れていないバンフに行きました。丁度30キロほど離れているだけなので車で数十分ぐらいだったと思います。今日の目玉は馬2頭に引かれた20人ぐらい乗れる幌馬車に乗って、バンフの近くのトレイルを馬さんが引く馬車に乗って楽しむことでした。馬の牧場に着くのが少し早くてしばらく牧場で待っていたんですが、ここでは幌馬車ツアーだけでなく、馬に乗って2時間ぐらいかけてトレイルを行くコースなんかもあって、多くの人と馬たちで、牧場は大変にぎわっていました。我々の乗る幌馬車を引く馬2頭は普通の馬とは違う大きな馬で、いかにも頑丈そうな体つきをしていました。馬にもちゃんと名前が付けられていて、私たちが乗った馬車を引く馬の名前はジョージとアトラスという名前でした。馬をというか幌馬車は若い女性2名によって運転されています。一人が馬車の前に立って馬を操りもう一人が馬車の最後尾にある台の上に乗り、途中馬たちが糞をした場合、スコップですくって道路わきに放り投げることをしていました。何分馬の体は滅茶大きく出てくる...
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7期生・石黒さん(12)中編

<<<前編はこちら Canmore に着いた翌日はそこから約100キロほど北西に離れているところにあるあの有名な、レークルイーズを訪れることになっていました。ハイウエーに入り片側2車線の広い道路を走りながら、両側に背の高いロッキー山脈の山々を見ながら進んでおりました。車に乗っていても車窓から見える山々は雄大で、すばらしいの一言に尽きると思います。残念ながら我々がいた4日間ほどは少し雲がかかりどんよりとしていて晴天にはならずに少し残念でした。小一時間ほど車で走ると、大きな屋外駐車場に着きました。そこにはレークルイーズ行きの観光バスが止まっていて、又大きなログハウスでできたお土産屋さんもあり、中には多くの観光客がいて、大変混雑していました。駐車場に止まっていた屋根なしの大きな2階建てのバスに乗り、レークルイーズまで向かうことになりました。15分ほどバスに乗っていると、大きな観光バス専用の駐車場にバスは止まり、運転手の人が次のバスは約1時間後に此処にくるので、それに乗れば次の目的地のレークモレーンに行けるとのことでした。駐車場から多くの人たちの後を追うように歩いて5分もし...
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7期生・石黒さん(12)前編

石黒さんから最新の記事が届きました。今回はカナダ西部に旅行に行かれた時のことについて書かれています。雄大な自然が皆さんの頭の中にもきっと浮かんでくることと思います。今回は前編・中編・後編に分けての掲載とさせていただきます。ではご覧ください。 ◆カナダ西部の旅行◆  2023年の8月6日から11日まで、私たち夫婦と娘家族4人、合計6人でトロントからカナダ西部のアルバ―ター州にあるロッキー山脈の中の観光地を訪れていました。今年の初めに娘から夏にみんなでどこに行きたいかと聞かれて、提案された3か所からカナダ西部のロッキー山脈にある観光地に行きたいと言いました。 丁度娘が生まれる前の1979年に日本人の友達と二人で、トロントからバンクーバーまで車で行って、帰りにカナダ側を通り、ブリテッシュコロンビア州からカナダのアルバ―ター州に入り、バンフ、ジャスパー、レークルイーズなどを見て回りました。あれから40年以上経っていますので、又もう一度訪れたいという思いに駆られました。前回は車でアメリカ大陸を横断して行ったんですが、今回は飛行機ということでかなり楽かなと思いました。車の場合はトロントからバン...
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7期生・石黒さんより(11)

先月の記事の終わりに、7月は記事をお休みするかもしれないとありましたが、なんと今月も記事を書いてくださいました。海外生活50年だなんて、私には考えられません。どんな思い出過ごされてきたのでしょうか。 海外生活50年にして思う事 1975年の8月の夜、羽田からパンアメリカン航空の飛行機でカナダに向かうために、ハワイ経由でアメリカのロスアンジェルスに向かい飛び立ってからもう50年近くの歳月が流れ去りました。あの時の気持ちは少しの不安、期待、これから起こりうる色々なことへの挑戦の気持ちもあったと思います。移住ビザを持っていたので、飛行機の切符は片道切符、少額の現金とバックパックを背中に担いでアメリカにやって来ました。ハワイの空港で降りて税関の検査をする前に窓越しに見えた、ダイヤモンドヘッドの姿がいまだに忘れられません。私が日本を出た当時は大阪万博が数年前に終わり、これから日本が経済的に飛躍する前だったと思います。私の多くの阪南のクラスメートの人達は大学を卒業して、色々な会社で新入社員としてこれからの仕事に燃えておられた時だったと思います。 その頃日本円と米ドルの為替レートは一米ドル300...
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7期生・石黒さんより⑩

石黒さんから記事が届きました。前回予告されていたとおり、ボランティアー警察官についてのお話です。一体どんなものなんでしょうか? ボランティアー警察官 今回の記事は、私が20数年前に此処で経験した、ボランティアー警察官に付いて書いてみようと思います。こういう制度は日本の警察ではありません。今ネットで検索してみたんですが、イギリス連邦の多くの国でこういう制度があるみたいです。 私にはトロント生まれの娘と息子の二人の子供がいますが、子供たちが大きくなった時に、娘には学校を卒業してからは、好きな仕事についてもらえばいいと思っていたんですが、息子には、このカナダでカナダ社会で人の為になる職業についてもらおうと考えていました。具体的に言うと、警察官か学校の先生になってほしかったと思います。私の亡くなった父親が昔大阪府警で警察官をやっていたので、自分なりに警察官に少しあこがれがあったと思います。学校の先生の職業に関しては、どういうことをするのか大体想像がついていたんですが、カナダの警察に関しては全く分からない状態でした。親の希望を子供に押し付けるのは子供にとっては迷惑なことだと思います。ましてや...
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7期生・石黒さんより⑨

石黒さんから第9回目の記事が届きました。今回の内容は海外での活躍方法や、ワーキングホリデーについてです。 どうぞご覧ください。 ◆将来海外で活躍するには、大学での学部は英文系、それとも 理系?◆ 今回の記事は、大学でどういうような学部に進めば、海外で活躍しやすくなるのでしょうかという疑問に答えていきたいと思います。 阪南の若い方々で将来海外で仕事をしてみたいと思われる方がいらっしゃるかもしれません。そういう方は大学ではどういうようなコースと言いますか学部に進めば、将来海外で仕事ができて活躍しやすくなるのでしょうか? 私自信に関しては、高校1年、2年生の時に友達とか独りで旅行をしたのがきっかけで、2年生の終わりには将来外国に出てみようと強く思う様になりました。3年生の初めの頃に担任と進路について話をしたんですが、私が将来外国にいきたいので、何か手に技術を持ちたいので、各種学校に行きますと言ったんですが、先生にずいぶん反対されました。どうしてほかの生徒の様に受験勉強をしないのかと言われて、それ以後担任とは進路の事で話はありませんでした。自分で考えて、自動車整備士の国家試験に受かって、海...
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23期生会報告

23期生の方から期生会報告が届きました。 どうぞご覧ください。 23期生会の報告 ゴールデンウイークの5/6に23期生卒業40周年同窓会をおこないました。 卒業40周年ではありますが、二年後には還暦が待っています。さてどうしたものかと話し合いましたが、30周年で初めて同窓会を開き交友の輪も広がったし、やっぱり同窓会っていいもんだし、“還暦大同窓会のプレイベントとして声をかけてみよう”ということになり開催しました。 始めにイメージしたのが“高校を使いたい”ということ。企画時にはまだまだコロナで制約を受けていましたし基本は飲食不可ということで懇親会を学校で行うことは断念。しかし学校サイドも好意的に相談に乗っていただき“校内見学会”、“部活見学会”をスケジュールに組むことができました。当日朝11時、参加者83名での同窓会第1部の校内見学スタート。当時を思い出しながら懐かしむオッちゃん・オバちゃんの声が校舎内あちこちで聞かれました。そして11時30分「卒業生の皆様、セミナーホールにお集まりください・・」の校内放送が流れました。なんと現役軽音楽部の生徒さんが私たちへのウェルカムライブを開いて...
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9期生 期生会報告

9期生の方からの期生会報告が届きました! ↓ 2023年3月21日火曜日13時より、都シティ大阪天王寺6階「高取の間」で3年1組担任の松本圭司先生にも参加いただき、出席者63名で開催しました。 WBCの準決勝メキシコ戦の逆転勝利を確認し、定刻で始まりました。 前回が2007年11月3日と期間が空いていたし、年齢も71才となり訃報の通知もいろいろいただきました。ホテル側と打ち合わせで司会者の紹介、訃報の知らせで会がスタートしました。 代表幹事、松本圭司先生の挨拶に続き、乾杯の発声でビュッフェ形式の食事から始まりました。 4月11日火曜日の反省会では値段の割に質・量とも不足との不満がありました。 会場の席は基本クラスごとに配置しました。今回はクラス写真と全体の集合写真を撮りました。宴会の時間を3時間と設定したのですが、退屈することもなく時間が経過していきました。次回の幹事も6名決まりました。 最後に全員で校歌を歌いお開きとなりました。 代表幹事 小坂和彦
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7期生・石黒さんより⑧

気が付けば8回目となる石黒さんの記事。今回はご自身が就かれたお仕事に関して書いてくださいました。日本で英語で道案内するだけでもあたふたしてしまいそうですが、仕事となると更にハードルが高そうな気がします。。。ご興味のある方はぜひご覧ください。 ◆カナダの大企業での仕事環境◆ 今回の記事は私が知っているカナダの大企業の仕事環境についてお話させていただきます。 私はIT関係の仕事をトロントで40年以上してきましたが、生命保険会社に約18年、アイ社に14年、そして最後にメガバンクに10年勤めてリタイヤしました。ラッキーなことに仕事をしていたところがカナダの一流企業で、働く環境としてはとても恵まれていたと思います。綺麗なオフィスビルの中で、キュービクルと呼ばれる1メーター50センチぐらいの高さの壁に囲まれた個人のプライバシーが守られているところに机、本棚、パソコン、モニターそれに電話が完備していたところで仕事をしておりました。隣の人の顔は見えない様に設定されていて、とても快適な労働環境だったと思います。 仕事はどこでもフレキシブルアワーというシステムが使われていて、朝は6時から9時までの間に...
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