CNE(Canadian National Exhibition)

これまで12回にわたり毎月記事を送ってきていただいていた石黒さんですが、先月をもって最終回になりました。しかし、面白い北米、カナダの記事などを随時提供していただけるとのことです。

今回はCNE(Canadian National Exhibition)についての記事です。どうぞご覧ください。


8月をもって毎月阪南高校の同窓会に投稿をしていたカナダからの記事は一応お休みにさせていただこうかと思っております。自分でも一応皆さんにとって何か参考になるような記事を提供したいと思っておりましたが、それも一応達成できたのではないかなという思いで月刊の記事は終わらさせて貰うことにしました。

外国、特に北米に住んでいる身としてはこちらから何か面白い、又為になるようなことがありましたら随時みなさん方にも同窓会のサイトをお借りしまして記事として書かせていただこうかと考えています。日本の重大なニュースは東京から発信されます。世界の重要なニュースはアメリカのニューヨーク、並びにワシントンから発信されると思います。そのアメリカの二つの都市のすぐ近くに住んでいる者として、面白い北米、カナダの記事などをこれからも随時提供させいただこうかなと思っています。日本人がかかわるスポーツに関しての記事なども考えております。近い所では毎年数名の日本人メジャーリーガーの選手がトロントに来られるので、次回来られるときはまたトロントにある球場まで出かけて選手の活躍など写真を添えて書かせてもらおうかなと考えています。

又2026年に行われることになっていますサッカーのワールドカップに関しましては、アメリカ、カナダそれにメキシコの3か国で共同開催されますが、此処トロントにあるサッカー場でも試合が行われることになっています。トロント以外のカナダ国内での試合はバンクーバーでも行われる予定になっています。日本が参加するのかしないのかは今の時点ではわかりませんが、これからワールドカップ用の予選試合が色々あると思いますが、ぜひ勝ち上がって行ってワールドカップに出て頂きたいものです。少し先の話になるのですが、2026年度にはトロント発のワールドカップに関しての記事なども書かせていただこうかなと思っています。私は野球、柔道には結構知識があるんですがサッカーは全くの素人でありますが、頑張って何か面白いサッカーの記事を書かせてもらおうかと考えています。欲を言えば日本がアジア域内の出場権を取り、又トロントのサッカー場で試合をするようになることを夢見ております。

所で話は変わるんですが、毎年8月の下旬にトロントでCNE (Canadian National Exhibition)という博覧会というか、お祭りというか、とにかく大きなイベントが2週間オンタリオ湖畔の大きな会場で行われます。ここにCNEのリンクを貼らせてもらいます。サイトをご覧いただければどういう様な事が会場で行われるのか、大体想像がつかれると思います。https://www.theex.com/

(↑孫娘たちとCNEの入り口の所です。)

私はほぼ毎年このイベントに参加して、色々なものをみたり、経験したり、又Food Building  という食べ物屋さん達を一堂に集めたビルの中で、色々な北アメリカの白人の人達が食べる食べ物を楽しんで食べています。今年は孫娘二人を連れて行くことにしました。彼女たち今までこの博覧会に行ったことがなく、又トロントにある公共の乗り物に乗ったことがなかったので、それを紹介する意味でも、二人を博覧会に連れて行き、バス、地下鉄、並びにトロントにある路面電車などにも乗せて一般の人たちがどういう様にして街の中を移動するのかということも分からさせようと思っておりました。


(↑会場のメーン通りにあるハンバーガーとホットドッグのお店です。食べたことはありませんが、味はどうなんでしょう?)


(↑正面のお店に書いてある Deli  というのはハムとかサラミとかを使ったサンドイッチを売るお店です。)


(↑会場内のパスタのお店です。ピザとかスパゲッティが買えるみたいです。)


(↑フィシュアンドチップスやさん。大昔イギリスのロンドンでも良く食べました。イギリスの国民的食べ物で、昔のイギリス連邦の国ではどこでもこの食べ物があるみたいです。)

このお祭りで一番目を引くのは会場のメイン通りを埋め尽くしている色々なお店、日本の屋台とは少し違う、の存在です。お店の飾りつけがとにかく日本ではあり得ないけばけばしさです。何か北アメリカ典型のお店の飾り方です。日本の神社の屋台などは飾りがないというか、あってもおとなしい飾りつけですよね。ここで出されている色々なお店は北アメリカではどこでも見れるすごく一般的なお店が出ています。店員の人たちが大きな声を出して行きかう人たちの注意を得ようとしています。私自身はこういうお店で今まで物を買ったり、競技とかには参加したことがありませんが見ていますと、ほとんどが若い人たちがお店の競技に参加しているみたいです。バスケットボールのリングにボールが入ると景品が貰えたり、大きな丸いボードを回して矢印がちょうど景品の所で止まると、そこに書いてある景品が貰えるとか、ありとあらゆるタイプの競技と言いますか、お客さん参加型の遊びのお店がいっぱい出ています。


(↑会場のメーン通りにあるお店です。)

すこし博覧会会場を歩くと、大きなビルがあって、そこでは色々なお店が出ていて、自分の好きなものを買うことができます。スポーツ用品の店、ゲームの店、家の内装品を売るお店、花、盆栽を売るお店、とにかくありとあらゆるお店が、この大きなビルの中で出品をしています。またこのビルの中には、大きなステージが用意されていて、音楽バンドの生演奏などが、毎日数回行われています。また博覧会が終わる3日前から、会場の上空を色々な飛行機が飛んで、博覧会に来ている人たちを楽しませます。エアーショーと呼ばれています。最新の大きなジェット戦闘機が、オンタリオ湖の上空を飛んで、垂直に上昇したり、又古い年代物の曲芸飛行機が、息を飲むような色々な曲芸的な飛行をして、観客の人達を喜ばせます。


会場内にはまたたくさんの乗り物の施設がもうけられています。英語ではRides と言われるものなんですが私みたいに年寄りには怖くて乗れません。いくつかのRides のサンプル写真を付けておきます。面白いRides  の前ではお客さんたちが長い列を作って自分の順番が来るまで辛抱強く待っています。


(↑会場にある色々な乗り物の一つです。見ているだけで、目が回りそうになります。)

又この博覧会が開かれている同じ会場のすぐ横に現在2万人収容のサッカースタジアムがあります。2026年にこの競技場でワールドカップが行われるんですが、今の収容人口では少なすぎるので、改修工事をしてもっと観客が入れるようにするということを聞いております。あと数年でワールドカップがここで開かれたら、きっとトロントの街が活気ずくと思います。


(↑CNE 会場内にあるサッカースタジアムです。現在はトロントFC というサッカークラブのホームスタジアムになっています。2026年サッカーワールドカップがこのスタジアムでも行われ予定です。)

この博覧会場で私が一番好きなのは、Food Building  を訪れて、北アメリカの人達、主に白人の人達が食べている、色々な食べ物を食べ歩く事です。私達日頃はアジア系の食べ物を食べているので、この博覧会に来て、白人の人達が食べている色々な食べ物を試すのは、大変面白いと思います。

皆さんも北アメリカの白人の人達はどう言う様な食べ物を食べているのか、興味がありますよね。一般的に言って日本人が食べている物より、ハイカロリーの食べ物が多いと思います。それと食べる量が大変多いように私は感じます。カナダでも結構太っている人を良く見かけますが、アメリカに行くともっと太っている人たちを見かけます。私はIT関係の仕事を40年以上してきて、IBMで仕事をしていた時は何回もアメリカで開かれたIT関係の技術集会に参加していたんですが、とにかく太った人たちが多かったように思います。油こいものを食べて、量もいっぱいあって、それに一日中椅子に座ってただスクリーンを見ている仕事なので、IT関係で働いている人たちは肥満型の人がほんとに多かったように記憶しています。

北アメリカでの典型的な白人の食事の例を挙げてみると、

1)朝食は、コーヒーにトースト、卵2-3個、それにハム、ベーコンかソーセージという感じです。あとはシリアルにミルクを掛けて食べる。
2)昼食は、サンドイッチ、ハンバーガー、フライドポテト、パスタ(スパゲッテイ、ラビオリ、マカロニ 等の麺類)、ホットドッグ、ラップ
3)夜食は、ピザ、肉類(最近では鶏肉が良く食べられています)、サラダ、パスタ、ポテト、ライス(長い外米)、フィシュアンドチップス、デザート


コーヒーとか卵付の朝食をレストランで頼むのはとても一般的ですが、参考までに英語で、コーヒー並びに卵の焼き方のオーダーの仕方を書かせてもらいます。


1)コーヒーを頼むと店員さんから次の様に聞かれます;
How do you like your coffee?
または少し丁寧な聞き方で、How would you like your coffee?(コーヒーはどうしましょう?)

返事としては、Black、Cream , またはMilk にする。そして砂糖は?
私は砂糖は入れず、クリーム一つだけなので、返事は、
One cream, no sugar please. となります。

2)卵付の朝食をオーダーすると、次の様に聞かれます。
How do you like your eggs?
または少し丁寧な聞き方で、How would you like your eggs?(卵はどう焼きましょう?)
普通卵の焼き方は、sunnyside up, scrumble , overeasy, が標準的です。
私はOvereasy  が好きなので、返事は、
Overeasy  Please. です。
Overeasy  というのはSunnyside up の卵の黄身の部分も焼いた卵の事です。

私が勤めた保険会社、IBM並びに銀行ではすべて社員食堂が完備していました。食堂は外からケータリングの会社が運営をしていたので、値段はそんなに安くはなかったんですが、食べるものは一応こちらの白人が食べる食べ物を主に置いておりました。食堂に入ってすぐのところにサラダバーがあって、それから肉類、パスタ、サンドイッチ、飲み物、デザート、そして会計みたいな設定になっていました。

この博覧会場にあるFood Building の中にある多くのブースも上に述べた典型的な白人用の食べ物に関するお店がほとんどですが、まあいろいろな種類のブースが出ていましたので、食べる側の人間としては、大変面白かったです。このブースのお店の写真を参考として付けておきます。

私も孫娘たちも色々なものをおなか一杯になるまで食べることができまして、大変満足な一日となりました。日本ではこういう大きな博覧会というか、お祭りはないので皆さんの参考になればいいかなと思いました。


とても大規模なイベントだったんですね!!!1日では回り切れなさそうですね。日本とのスケールの違いに感動しました。ワンポイント英会話レッスンもありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。