6月4日から21日まで、本年度は4名の教育実習生が母校の教壇に立っています。そんな母校を懐かしむ彼らにインタビューをしてきました。
左から:高瀬 井上 久保 森 (敬称略)
インタビュー項目は以下の3つです。
1 大学ではどんなことを勉強していますか
2 なぜ教員免許を取ろうと思いましたか
3 久しぶりに阪南高校に戻ってきて、どうですか
高瀬 54期 担当教科 理科(化学基礎)
1 生命科学全般(生物学、生化学等)
2 大学の教育に興味があり、中高の教育がどんなものかを知るためです。
3 学校設備などはあまり違いないように思いました。自分自身の阪南での記憶がよみがえってきました。今の生徒を見ると好奇心が減っていて、おとなしく感じます。
久保 55期 担当教科 数学科
1 大学は情報系で、視覚認知を勉強しています。
2 人に教えることが好きで、もともと教員志望でした。
3 学校の外観などは全く変化を感じませんが、生徒が挨拶をしてくれたり元気な印象があります。実習中に体育祭がありましたが、楽しそうにやっていました。
井上 55期 担当教科 社会科(日本史)
1 大学は経済学部で、交通経済学を勉強しています。
2 教員になりたいというより、教員免許を資格として欲しかったからです。実習の経験は、非常に貴重な機会で楽しいです。
3 皆さんと同じく、学校の外観などは全く変化を感じませんでした。生徒を見るとおとなしく授業を非常に静かに聞いてくれて、やりやすいですが質問など自発的な発言はなく少し積極性に欠けるかなと感じます。
森 55期 担当教科 保健体育
1 体育では体育教育学を勉強しています。
2 高1の担任の先生に影響を受けて、教師になりたいと思いました。
3 好奇心など自発性は下がっていると感じましたが、体育祭などのイベントでの団結力は大きいものだと感じました。
今年は、実習生が例年よりは少なく感じましたが、皆さん爽やかに対応してくれました。
毎年事務局も実習生との交流を楽しみにしています。
実習生の数人の方々は、阪南の生徒は積極性に欠けるとかおとなしいとか言っていますが、私も似たような経験をしたことがあります。今から14-5年前に阪南高校でカナダの話をしてくださいと言われて生徒20人ぐらいの前で話をしたんですが、質問もしないし、ただ席に座っているだけという感じでした。それと数人の生徒は眠いのか話の途中で寝てましたね。我々が通っていた時とはずいぶん雰囲気が違っていると感じました。今の生徒さん達にはもっと活発で自分の意見もどんどん言えるようになっていただきたいですね。おとなしい性格ではどうしようもないですね。