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大阪府立阪南高等学校同窓会

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【ようこそ先輩B】57期生 山上さん

3年生が取っている授業の「国際社会」。ここでは阪南卒業生の方が在校生に向けて自身の経験を伝える授業が行われています。以前も同窓会事務員が参加させていただきました。
(→ようこそ先輩@53期 出口さん
※実は第2回もあったんですが、都合により行けなかったんです><



今回の第3回授業では、まずTIATとして阪南に来ているイバ先生のお話から始まりました。


「Kia ora(キアオラ)!」


ニュージーランドの先住民であるマオリ族の言葉、マオリ語で「ハロー」の挨拶から授業が始まります。

イバ先生はたくさんのニュージーランドの文化や食べ物を紹介してくださいました。



ニュージーランド最高峰の「アオラキ山」
ニュージーランドの国民食「フィッシュアンドチップス」
マヌカの花から採取された蜂蜜「マヌカハニー」
マオリ族の民族舞踏「ハカダンス」

等等。皆さんはいくつ分かりますか?

イバ先生は阪南に来て約2週間ですが、日本のアニメ「進撃の巨人」に興味を持ち、日本語も勉強されていたので、日本語がとてもお上手。

 「阪南の生徒は元気いっぱい!現時点では特に行きたいところはないけれど、ユニクロに服を買いにいったことが楽しかったです。」

と話してくれました。ぜひもっと日本のいろんな所を観光したり、おいしい物を食べたりしていただきたいですね。



続いて、57期生の山上(やまがみ)さんのお話が始まります。

大学2回生の時、ニュージーランドのタワカレッジにHIATとして行き、日本語クラスのアシスタントとして約10カ月間活躍されていました。

小学生から13年生(日本でいう高3)までのクラスを対象に、挨拶のフレーズや動詞等を教えていたそうです。(因みに当時イバ先生は9年生だったそう。)



クッキングしたり、ホストファミリーと出かけたり、楽しそうな写真をいっぱい映しながら説明してくれました。
北はオークランドから、南はクイーンズタウンまで、更にはKポップアイドルのイベントにまで出かけたそうです。

 「今でもニュージーランド時代に知り合った人たちと交流があるし、大学3,4回生の時はコロナでオンライン授業だったので、本当にHIATとしてニュージーランドに行ってよかったです!!」

高校時代は硬式テニス部に所属し、部活のみんなとワイワイする方が楽しく、あまり勉強が好きではなかったけれど、英検合格をきっかけに英語に興味を持ち始め、大学は関西外大に。

大学では英語とスペイン語を習い、更にはニュージーランドにも行かれていたので、てっきり現在も英語関係の仕事に就かれているのかと思いきや、、、英語を使う仕事に一時携わったが、激ヤセしてしまうほどにストレスがたまり退職。現在は歯医者でバイトしながら歯科衛生士の専門学校に通われています。スペイン語は読みしかできないと謙遜されてますが、それでも2言語できるのは強みですね。

 「大学で人生が決まるわけじゃありません。私自身も人間関係が嫌で仕事を辞めました。でも資格がないから資格を取ろう!と歯科衛生士の道に。人生なんとでもなります。進む道はいつでも変えられます!」

国際社会の授業担当の木林先生からも、山上さんはアクティブで生活力のある方だと評価されていました。

高校生の皆さんにとっても、社会人の皆さんにとっても、励みになるメッセージですね。

最後にクラスのみんなで記念撮影!
(掲載許可いただいてます。)


「今の制服かわいいですよね!」と山上さん。旧制服時代の卒業生は皆さんそう言いますし、私もそう思います、、、って、よく見ると半数は上半身私服。この文化はずっと変わってないみたいですね!

以上です。
そもそもTIAT,HIATとはなんぞや?ということも、いつかどこかでまとめられたらと思っています。







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