7期生・石黒さんより(11)

先月の記事の終わりに、7月は記事をお休みするかもしれないとありましたが、なんと今月も記事を書いてくださいました。海外生活50年だなんて、私には考えられません。どんな思い出過ごされてきたのでしょうか。 海外生活50年にして思う事 1975年の8月の夜、羽田からパンアメリカン航空の飛行機でカナダに向かうために、ハワイ経由でアメリカのロスアンジェルスに向かい飛び立ってからもう50年近くの歳月が流れ去りました。あの時の気持ちは少しの不安、期待、これから起こりうる色々なことへの挑戦の気持ちもあったと思います。移住ビザを持っていたので、飛行機の切符は片道切符、少額の現金とバックパックを背中に担いでアメリカにやって来ました。ハワイの空港で降りて税関の検査をする前に窓越しに見えた、ダイヤモンドヘッドの姿がいまだに忘れられません。私が日本を出た当時は大阪万博が数年前に終わり、これから日本が経済的に飛躍する前だったと思います。私の多くの阪南のクラスメートの人達は大学を卒業して、色々な会社で新入社員としてこれからの仕事に燃えておられた時だったと思います。 その頃日本円と米ドルの為替レートは一米ドル300...
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7期生・石黒さんより⑩

石黒さんから記事が届きました。前回予告されていたとおり、ボランティアー警察官についてのお話です。一体どんなものなんでしょうか? ボランティアー警察官 今回の記事は、私が20数年前に此処で経験した、ボランティアー警察官に付いて書いてみようと思います。こういう制度は日本の警察ではありません。今ネットで検索してみたんですが、イギリス連邦の多くの国でこういう制度があるみたいです。 私にはトロント生まれの娘と息子の二人の子供がいますが、子供たちが大きくなった時に、娘には学校を卒業してからは、好きな仕事についてもらえばいいと思っていたんですが、息子には、このカナダでカナダ社会で人の為になる職業についてもらおうと考えていました。具体的に言うと、警察官か学校の先生になってほしかったと思います。私の亡くなった父親が昔大阪府警で警察官をやっていたので、自分なりに警察官に少しあこがれがあったと思います。学校の先生の職業に関しては、どういうことをするのか大体想像がついていたんですが、カナダの警察に関しては全く分からない状態でした。親の希望を子供に押し付けるのは子供にとっては迷惑なことだと思います。ましてや...
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事務局員の日記 Vol.28 体育祭

なんだかグラウンドがにぎやかだなぁと思っていたら、本日は体育祭が開催されていました。 恐らく3年ぶりに例年通りの規模で行われているのではないでしょうか?保護者の方もたくさん観覧に来られてました。 昨夜の雨の影響もあまりなさそうな感じでしょうか?それにしても阪南のグラウンドはやっぱり広い! 学校のHPにも当日の様子が写真つきでアップされてますので、ぜひそちらもご覧ください。 →阪南高校HP体育祭の様子
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7期生・石黒さんより⑨

石黒さんから第9回目の記事が届きました。今回の内容は海外での活躍方法や、ワーキングホリデーについてです。 どうぞご覧ください。 ◆将来海外で活躍するには、大学での学部は英文系、それとも 理系?◆ 今回の記事は、大学でどういうような学部に進めば、海外で活躍しやすくなるのでしょうかという疑問に答えていきたいと思います。 阪南の若い方々で将来海外で仕事をしてみたいと思われる方がいらっしゃるかもしれません。そういう方は大学ではどういうようなコースと言いますか学部に進めば、将来海外で仕事ができて活躍しやすくなるのでしょうか? 私自信に関しては、高校1年、2年生の時に友達とか独りで旅行をしたのがきっかけで、2年生の終わりには将来外国に出てみようと強く思う様になりました。3年生の初めの頃に担任と進路について話をしたんですが、私が将来外国にいきたいので、何か手に技術を持ちたいので、各種学校に行きますと言ったんですが、先生にずいぶん反対されました。どうしてほかの生徒の様に受験勉強をしないのかと言われて、それ以後担任とは進路の事で話はありませんでした。自分で考えて、自動車整備士の国家試験に受かって、海...
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23期生会報告

23期生の方から期生会報告が届きました。 どうぞご覧ください。 23期生会の報告 ゴールデンウイークの5/6に23期生卒業40周年同窓会をおこないました。 卒業40周年ではありますが、二年後には還暦が待っています。さてどうしたものかと話し合いましたが、30周年で初めて同窓会を開き交友の輪も広がったし、やっぱり同窓会っていいもんだし、“還暦大同窓会のプレイベントとして声をかけてみよう”ということになり開催しました。 始めにイメージしたのが“高校を使いたい”ということ。企画時にはまだまだコロナで制約を受けていましたし基本は飲食不可ということで懇親会を学校で行うことは断念。しかし学校サイドも好意的に相談に乗っていただき“校内見学会”、“部活見学会”をスケジュールに組むことができました。当日朝11時、参加者83名での同窓会第1部の校内見学スタート。当時を思い出しながら懐かしむオッちゃん・オバちゃんの声が校舎内あちこちで聞かれました。そして11時30分「卒業生の皆様、セミナーホールにお集まりください・・」の校内放送が流れました。なんと現役軽音楽部の生徒さんが私たちへのウェルカムライブを開いて...
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9期生 期生会報告

9期生の方からの期生会報告が届きました! ↓ 2023年3月21日火曜日13時より、都シティ大阪天王寺6階「高取の間」で3年1組担任の松本圭司先生にも参加いただき、出席者63名で開催しました。 WBCの準決勝メキシコ戦の逆転勝利を確認し、定刻で始まりました。 前回が2007年11月3日と期間が空いていたし、年齢も71才となり訃報の通知もいろいろいただきました。ホテル側と打ち合わせで司会者の紹介、訃報の知らせで会がスタートしました。 代表幹事、松本圭司先生の挨拶に続き、乾杯の発声でビュッフェ形式の食事から始まりました。 4月11日火曜日の反省会では値段の割に質・量とも不足との不満がありました。 会場の席は基本クラスごとに配置しました。今回はクラス写真と全体の集合写真を撮りました。宴会の時間を3時間と設定したのですが、退屈することもなく時間が経過していきました。次回の幹事も6名決まりました。 最後に全員で校歌を歌いお開きとなりました。 代表幹事 小坂和彦
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7期生・石黒さんより⑧

気が付けば8回目となる石黒さんの記事。今回はご自身が就かれたお仕事に関して書いてくださいました。日本で英語で道案内するだけでもあたふたしてしまいそうですが、仕事となると更にハードルが高そうな気がします。。。ご興味のある方はぜひご覧ください。 ◆カナダの大企業での仕事環境◆ 今回の記事は私が知っているカナダの大企業の仕事環境についてお話させていただきます。 私はIT関係の仕事をトロントで40年以上してきましたが、生命保険会社に約18年、アイ社に14年、そして最後にメガバンクに10年勤めてリタイヤしました。ラッキーなことに仕事をしていたところがカナダの一流企業で、働く環境としてはとても恵まれていたと思います。綺麗なオフィスビルの中で、キュービクルと呼ばれる1メーター50センチぐらいの高さの壁に囲まれた個人のプライバシーが守られているところに机、本棚、パソコン、モニターそれに電話が完備していたところで仕事をしておりました。隣の人の顔は見えない様に設定されていて、とても快適な労働環境だったと思います。 仕事はどこでもフレキシブルアワーというシステムが使われていて、朝は6時から9時までの間に...
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20期生 還暦同窓会

20期生・期生会幹事の方より、期生会報告が届きました。コロナ禍での開催、色々と問題や不安もあったかと思います。無事に開催できたみたいで、同窓会事務局員一同もほっとしています。還暦をイメージさせる赤いタオルが素敵ですね。 令和5年3月19日、快晴のもと、20期生還暦同窓会が大阪第一ホテル(丸ビル)にて開催されました。開催に当たっては沢山の方々の協力を得て125名のクラスメート(二次会からは15名)と恩師の先生方5名に出席いただきました。 今回の同窓会、テーマに"TRY❗️AGAIN‼️''と掲げました。60歳、還暦を迎え、まだまだ日々の人生の中では、親御さんの事、家族の事、自身の健康の事、いろんな事で、しんどい事、辛い事、哀しい事があるかもしれません。また、このコロナ禍の3年間、我慢して来た事が、いっぱいあったと思います。諦めざるを得なかった事もあったと思います。 だから今こそ'' TRY❗️AGAIN‼️'' です。もう一度トライしよう!もう一回頑張ろう!今日も頑張ろう!明日も頑張ろう!あの頃の情熱を思い出し、これからも真っ直ぐ前を向いて歩いていきたい。そういう意味でこの同窓会が、...
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2023年度もよろしくお願いします。

阪南高校の正門を入ってすぐのところに、新入生の皆さんをお迎えしてくれるきれいなチューリップが、今年も咲いています。 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。 今日で2022年度が終わります。失敗ばかりの事務局員たちですが、2023年度もよろしくお願いいたします。    
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7期生・石黒さんより⑦

今回の石黒さんのお話は、カナダ(トロント)の教育制度に関するお話です。もしも今後カナダに留学されたり、国際結婚する方がいらっしゃれば、ぜひ参考にされてみてはいかがでしょうか。 ◆トロントの学校制度◆ 今回の記事はトロントの幼稚園から高校並びに大学までの私が知っている範囲内での学校制度について少しお話させてもらいます。トロントの学校制度の話しをさせていただきますが、多分カナダのほかの州でも、学校制度はここと似たりよったりだと思います。 制度的に見ても日本と大分異なると思いますし、また学校でのトータルな授業時間数は日本の方が多いかと思います。こちらでは夏休みは長いですし、そのほかにも学校が休みになる日が時々あります。 私には子供が二人いまして、娘も息子もトロントで生まれて二人ともここにある公立の学校制度を利用して、キンダーガーデン、グレードスクール、ハイスクール、それから大学へと進学しました。 グレードスクールというのは、日本でいうところの幼稚園からグレード8年生まである学校のことで JK (ジュニアーキンダーガーデン)とSK (シニアーキンダーガーデン) も含みます。日本でいうところ...
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