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学校協議会に出席して 旧職員・岩橋昭
-2014(H26)年度「同窓会報」より転載-
私は阪南高校創立から3年目の春(1961年)に初任者(国語)として赴任し、21年間阪南で勤めた。その後あちらこちらを回り、定年後は関西外大で15年間教鞭を取った。
77歳になった今年、阪南の校長先生から学校協議会の委員になって欲しいという電話を頂戴した。実は過去にも複数の学校の協議会委員を引き受けたことがあったが、すべてやめている。しかし我が愛する阪南からの依頼とあれば断るわけにいかない。有り難くお受けすることにした。
学校協議会というのは、その学校の充実発展に資するため、地域等の外部協力者を委員として作られた委員会である。
第1回の会合が7月4日(金)、緑溢れる阪南高校の、校長室で開かれた。委員は、地区民生・児童委員の方、近隣の小・中学校の校長先生(お二人とも公務で欠席)、同窓会会長、PTA会長、それに私の6人である。私が委員長ということになった。
最初に塩見校長から学校の取り組み等についてのお話があった。詳しく紹介できないのが残念だが、時代の変化にしっかり対応して、いろいろ工夫しておられるので感心した。
校長先生自ら希望者に「早朝英語」を教えておられる。生徒アンケートの報告がそれに続いた。その後の時間は協議に当てられたが、委員の皆さんは積極的にそれぞれの立場から発言され校長の応答と相俟って、今の阪南教育の現状に対する認識が深まっていった。委員からの要望についても考えて下さることと思う。
今、学校はどことも大変なようだ。学区の撤廃の影響いかん、それに少子化問題も大きな懸念として浮かぶ。しかし手をこまねいているわけにはいかない。生徒の健全育成を図り学力伸長を保障出来る、生徒・保護者・地域に信頼される学校になるよう、教職員の皆さんには頑張って頂きたい。私たち委員も少しでもお役に立てればと願っている。
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